2005/02/19更新


長いことこのプロレス・格闘技談義も封印してたんだけど、封印を解く者が現れた為に更新!!



余りに長い間眠ってたからその間にいろいろ起きちゃったいね〜



ハッスル人気が凄くなっちゃって、遂にはあのインリン・オブ・ジョイトイが高田モンスター軍のNo.2、インリン様として小川をM字固めなる技(?)でフォール勝ちしちゃうなんて事もあったし

表に出てこない最後の大物前田日明が遂に上井と組んで新団体設立の動きも見せてるし(新日本プロレスの柴田が退団し、この団体に移籍する模様)

ZERO−ONEが負債を抱えて橋本辞任、団体も一度解散、大谷晋二郎等が代表となって新しくZERO−ONEを立ち上げたり

WWEが日本で初めてハウスショー(TVレギュラー番組での放映あり興行)を行い、大成功を収めたり

女子プロでは中西百重が結婚引退するわ

長与千種を筆頭に活動していたGAEA JAPANが解散を表明…あと2ヶ月でなくなってしまう。


結構最近の出来事だけピックアップしてもこんくらい激動してんのね〜、まさに今プロレスはエライ事になってる訳ですよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!(ターザン山本風)



かといって最近の事を今回書くと思ったら大間違いで、ちょっと本なんか読んでみたりしちゃったからそこから広げて書いてきます




まずは”紙のプロレスNo.83”に「語録で降り返るマット界2004」というページがあって
結構笑えたからそこからいきま〜す

まぁ印象に残ったトコのピックアップだけど・・・




やっぱりこの人のギャグセンスには脱帽の永田さんから行きましょう!
永田と言えば「いいんだね、やっちゃって!」が有名なんだけど…
今思い出しても笑えるな〜この言葉…ミルコ戦で亀になった人間が言う言葉なんかい!
あの試合のおかげでプロレスはよわっちいって印象をめっちゃ植えつけたんだで!



ちょっと脱線してもうた…新しい語録だが
「みんな、みんな、離れて行く〜…(泣き顔)」
オレはもうダメです、笑けてきます
実際にこのシーンを見てないけど笑えます。

この時は共闘していた蝶野が裏切ったんでこの発言になったみたい…
しかし永田は2ちゃんねるでもこき下ろされてたし、ある意味天才だね。
2ちゃんネタは前も書いたのかな?
ドラクエ風味で装備品:ふさふさシューズ 必殺技:でぇぇぇぇい!には笑った笑った
新日本でIWGPは一番強いはずなんだけど、一番強いはずの選手が真面目に試合してるの見て笑えるって…
どうなの?まあ今はチャンプじゃないからいいんだけどさ〜



次に山本宜久の言葉「自然とDDTみたいな形になったんじゃないですか?」だけど
これは正直ショックだったね
事はPRIDE27で起きたんだけど
コン時の対戦相手はかつて霊長類ヒト科最強とうたわれていたマークケア−!

スッゲ−強い選手だったんだけど、お薬を使っていたんでそれを克服するのに時間がかかった模様
期待してたんだけど、リングに上がったケア−からは覇気が無かったし肌もツヤツヤしてなかったんだよね
開始そうそうにタックルに行って、ヤマヨシがネックロック状態でタックルを受けて
そのままケア−は自分でリングに頭叩きつけてKOという試合内容。
結果的に自爆DDTだね。
期待してた分と、ケア−の今の姿にやりきれない思いが込み上げてきたのを覚えてるわ〜
ちなみにこの後ヤマヨシは暴言吐きまくりでヒンシュクをかい、次のミルコ戦でボコられましたとさ・・・



次に「僕は在日韓国人です」の高岩竜一

これはZERO−ONEのイベントである天下一Jrトーナメントの決勝後に優勝を決めた高岩が言った言葉。
最初これを知ったのが週プロの記事で、正直「何で今更?」って思ったね
だって新日時代から数えても10年くらいはやってるでしょ?高岩。
オレがあまりに面白すぎたからDVD購入までしたディファカップでも高岩はダントツの強さだったし
あれこそ新日が求めてた(る?)ストロングスタイルでしょ!
格好良すぎた!(外見は別としてね)
「言うチャンスがなかった」って事だったんだけど
言おうとすれば今までだってチャンスはあったと思うんだよね。
でもこの事を発表してからはまた一皮むけた感じがするよね。
ちなみにこの天下一Jrの優勝者にはお願い事を言える権利があるんだけど
コン時の高岩は対橋本戦を要求
しかし橋本は手術で長期離脱だし、責任とって辞めちゃってるからど〜なんだろ?
ちなみに橋本は亡くなった冬樹選手の奥さんと不倫の関係があるとかないとか・・・
まぁ高岩は新ZERO−ONEでも引っ張って行く立場に就任してるんだから頑張ってもらいたい!




次に「チャコ、勝彦、健之介、誠之介、本当にありがとうございました」
と言った2004年プロレス大賞の佐々木健介!



まさに2004年は健介の年だったよな〜
奥さんの北斗晶とのコンビならず家族全員でいろんなトコにでずっぱり!
息子はお父さんを守る為に武藤にケリ入れたり
健介が預かっている中嶋勝彦は若干16歳でメインをはれるほどのこの先有望選手だし
去年の健介VS藤田戦で
胴締めスリーパーをかけた藤田が肩をついていたということで3カウントが入った疑惑の試合では
試合が終わった直後北斗が「ばかやろ〜!」と新日のお偉いがたが観戦している机まで行き
机をケリ倒したり…控え室でも激怒!!!!
普通にバラエティー番組にも引っ張りだこだしね
健介一家はホント凄すぎ!

そんな中で一番印象に残るのが健介のフロリダブラザーズ入り!
フロリダブラザーズとは闘竜門の2人組みコンビ
(3人になったんだけど健介が入った時には2人だったはず)で
完全お笑い路線を突っ走ってるヤツら
試合もどう言う風に反則勝ちにするのかっていう奴ら!
闘竜門に健介が参戦するのも昔の健介から考えると信じがたい感じがするんだけど
まさか金髪にしてフロリダブラザーズ入りしちゃうとは…
しっかりと相手の手を持って金的に見せかけたりしたからね〜
プロレスの強さと面白さを兼ね備えたスーパースターだよ健介は、マジで!
北斗には頭があがらんけどね〜




I can't fight no more」と言ったのはボブサップ

大晦日に久々にリングに立ってバンナと闘ったサップだったが、逃げ逃げの姿勢は相変わらずで
インターバル中にこの言葉をセコンドに言っていたらしい。
早いトコ完全プロレス転向して試合の流れさえもうちょっと勉強させてあげればかなり楽しい選手になると思うんに…残念だよな〜全く。
折角過去にプロレス修行してたんだからさ〜。
それと似たり寄ったりで曙も路線を変えるかもっと減量しないとダメダメだね。
相撲で頂点に立った人間だから自分でも格闘技路線は分析して分かってるとはおもうんだよな〜
もっと万全の体にならんとね。





まあこんな感じで自分の印象に残ってるもんだけピックアップしてみたんだけど
2004年はほんとに激動の年だった。
この中には書いてなかったんだけど
NOAHの小橋VS三沢の花道からエプロンに向かってのタイガースープレックスとか
小橋VS秋山戦のコーナートップロープから場外に向けてのエクスプロイダー
とか見たらプロレスって凄すぎ!!!!って改めて思っちゃう。
頑張ってる団体があるんだから2005年は暗い話題が少ない年である事を祈るよ








さて、続いて読んだ本は「迷宮ファイル」ちゅう本



これは今までの歴史でマット界に起こった事件(例えばアンドレVS前田とか)に
ついての真相と言われているものやこの本の筆者の取材で明らかになった事なんかが書いてある本で
つい先日Vol.2が発売されたみたい。




ここで触れるのはそういった過去のいわゆる放送できないセメント試合の裏や謎ではなくて
この本のおまけコラムで1ページしか書いてなかった
「格闘技とプロレスにおける腕十字の違い」というもの





過去においらが書いたコラムでヤオガチ論について触れたのだが
ほぼ同じ事が書いてあったので興味深かった。
この本のコラムによると、まずは決め方で決定的に違うのは
格闘技だと皆知っての通り腕十字は親指を上向きにして腕を伸ばす。
プロレスではそうではないので古館伊知郎が腕ひしぎ逆十字と「逆」をつけて呼んだのもこの事からであると書いてある。
自分もこの決め方に対しては知識はあったのであるが
まさかこの事から古舘が逆と呼んでいたことまでは知らんかった。
んで、最後のほうにプロレスの上手い下手とは…なんてことが書いてあったのだが
これは文章をそのまま引用させてもらう
(著作権とかあるだろうけど、このページは1人2人みてるんがいいとこだから使わせてもらいやす)
「プロレスにおけるうまい、下手とは、試合運びだけでなく相手に怪我をさせない事も重要だ。
 〜中略〜 
リングで見せるためには美学が要求されている。そういう意味では、プロレスはインチキではない。」
オレは全く同じ考えだし、プロレスとは美学であるっていうのは凄い分かる。
格闘技でもこの技でしとめたい!とか
こだわる美学ってあると思うけど
それとプロレスの美学とはちっと意味合いが違う気がするな〜
言葉で説明するんは難しいんだけど…察して下さいな






前回怪我をさせないって事も触れたっけ?忘れてもうたが
プロレスは年間でどんだけ同じ選手で興行を打っているか
どんだけ地方巡業をしているかというのも重要な要素で
PRIDEやK−1なんかと大きく違うところなのである。
最近では短期間に2試合3試合出ちゃう選手がK−1やPRIDEでもいるが
そんな事したら高橋本を読んだプロレスファンとかからは「ブックが用意されてんじゃないか?」って思われて当然だよね〜。
実際過去の試合ではブックが用意されてたと言われるものが何試合かあるしね。

話を戻すと
プロレスラーは毎日のように試合をしている訳で
セメントマッチを毎日してたら選手が足りなくなっちゃって興行出来なくなっちゃうでしょ
メインをはれる選手って限られた数しかいないからさ〜。
野球で毎日同じ選手を先発で投げさせてたらすぐに壊れちゃうでしょ?
怪我をさせない、例えば今三沢が使っているエメラルドフロウジョンって技があるけど
よーく見るとちゃんと頭を抱えて最も危険な角度で落とすことは避けている。
でも他人が同じ技をやるシーンとかあるんだけど
失敗して頭からガツンと叩きつけたり
自分の技としてないから相手が一番受身を取りやすい怪我をしにくい角度で落としてないから体がぐにゃっと曲がって危険な状態で落としたりしてる。
あれこそ三沢の上手さだよね〜。

そういう上手さもプロレスでは見ないと!技を出す方にも覚悟が必要だし
受ける方にも覚悟がいるのはプロレスだけでしょ!
(格闘技は基本的に潰せばいいからさ
怪我をさせない、試合の流れを止めないようにギリギリの迫力で技を出すという覚悟ね)

ちょうど去年の暮れにNOAHの番組で三沢が小橋にやったタイガースープレックスについて話してたんだけど
普通に見ちゃうと小橋が落差のあるトコから投げられて危険!としか見えないんだけど
投げてる三沢も凄くて、最後まで技を決めたまま花道からエプロンに落ちてんのね!
「それだけの覚悟がないとダメでしょ、途中で手離しちゃったらそれこそ大怪我の危険があるしね!見届けてやらないと!」って三沢。
その放送を見て自分はまたプロレスが好きになってしまいやした!







もう一冊読んだ本があるんだけど、その名も「プロレス、K−1、PRIDE”タブー”の読み方」!!



この本も昔の事件や興行の打ち方について裏話満載の本なんだけど
この本の面白さは試合、選手だけでなく、フロントや経営のことに対しても詳しく書いてある所。
最後には自分で興行を打つにはコンだけの予算とこういう選手とこの会場を選んで……と詳しく書いてあったりする。





この本の中からもいっぱい書きたいんだけど、さすがにキーボード打ってる手が疲れて来ちゃったから
反則すれすれの内容を一つだけ紹介!



その内容は今やっているかは知らないが、昔は新人選手には先輩のモノをくわえさえたって内容!
つまりフェラ○オですよ!
やっぱり純粋にプロレスの世界に飛びこんできて血気盛んなヤツはリングに上がっても、いつ先輩にセメント試合をしかけてくるか分らんらしいんですわ
そこで、入ってきてすぐ一回フェ○させちゃうと心が折れるらしい…





そのフェ○にはもう一つ効果があって
新人選手の方を会社が売り出したいと思った際にどうしても先輩レスラーが負ける試合が組まれる
そん時にもちょっとした事なんだけど素直に負けてあげることが出来るらしい
「昔はこいつオレのをしゃぶったんだよな〜」っていう心の優越感が出るみたいなんね〜。
この話はすげ−って思ったねさすがに…
まぁその内容を話したとされる元レスラーはかなり昔のレスラーさんみたいだから今まだそんな事が続いてるんかはこの本の中でも分らないって書いてあったけどね





最後の方で紹介した2つの本はプロレスファンだったら読んでみておもろいと思うよ。
他にも「迷宮ファイル」の方だったら過去のセメントマッチについて
特に前田日明のことについては相当触れているし
掲載事件年表とか載ってるから時代背景も分りやすいし
後の「タブーの読み方」の方は今年の1月31日に初版が発売されたものだから
つい最近の事にも詳しく触れているし
様々な方面の選手からインタビューしているから
選手から見た他の格闘技・プロレスの見方って新鮮に載っている。
例えば日本人格闘技最強は天田ヒロミであるとか…
(読めばそう言うことね〜って思う)
あとはフェ○とか書いたけど、レスラーの下半身事情にも触れてるし
さっきも言ったけどフロントサイドの事(賄賂系癒着系とか)も書いてあるんでおもろい。
是非是非おすすめなんで読んでみては?

今回はこの辺で終わろうかな

次回の更新は相当未定…………